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Photo by Mr Mark Ealey

田中怜恵子コーチングインターンからのレポート

Mr Mark Ealey —

St.Bede’s College 1st XV vs Waimea Combined Schools

6月1日(土)にプログラムの拠点であるセントビーツカレッジの一軍の試合にウォーターとして帯同させていただきました。チームの試合までの流れや指導者を目指すものとして感じたことについてご報告させていただきます。

試合までの流れ

・キックオフ12時

  • 10:30 集合
  • 11:00 チームミーティング
  • 11:10 ウォーミングアップ
  • 11:50 移動
  • 12:00 ハカ終了後、キックオフ

・チームウォーミングアップが始まる前に各自で柔軟運動や各ポジションのスキル練習などを済ませているのに対し、選手たちの自立性が感じられた。

・チームミーティングの際、各リーダーが試合で意識するべき点を選手全員と確認しているのに対し積極性を感じた。

・各自ウォーミングアップの際、ヘッドコーチが一人ずつ選手の元へ寄りコメントを伝えている姿が見られた。

・選手全員がウォーミングアップの流れを理解していることでテンポの良い準備が出来ていた。

この日の天気は7度、風が強く大雨でとてもいいコンディションとは言えませんでしたが、それでも試合前から試合後まで選手たちの集中力は切れることなく試合も最高の内容で無事勝利で終えることができました。トライ毎に選手たちはすぐに自陣に戻り円陣を組み、次のトライに向けて何を意識するべきか、修正するべきかを明確にかつ簡潔に話し合っている姿が見られました。

ウォーミングアップ中にヘッドコーチが選手全員一人ずつに歩み寄り、試合に向けてコメントを伝えている姿はとても印象的でした。ヘッドコーチと選手たちの信頼関係がチームを強く団結させているのだと感じました。

ウォーミングアップから試合後まで帯同させていただきましたが、常に集中力を高く保ち、チーム一丸となっている姿が見られ、高校生とは思えないほどハイレベルのチームであるということをつよく感じました。

今回このような機会を頂けたことに、St.Bede’s Collegeのスタッフの皆さんそして選手の皆さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。